RAID1の装置を導入

僕が現在使っている外付けハードディスクの容量は1TB(いちてらばいと)です。
なんでかっていうと、500GBのハードディスクでは僕のもつデータが収まらなくなってしまったので。


一応、手元のがUSB接続で1TB、実家のサーバに1TBで、そこでデータのバックアップはしているのですが、いかんせんネットワーク越しだと速度が出ません。
そのため完全なバックアップはできておらず、この問題の解決が必要となっていました。


そこで目をつけたのが、先日買ったMac mini(個人で買った方)。
どうせこれがメインマシンになるわけですし、データをここに集約しようかなと。
そして、バックアップも面倒なので、ミラーリングをハードウェアレベルでやろうかなと。
というわけで、あれこれ検討して、これを買いました。


DDT Mirror 秋葉館オリジナル RAID 3.5" トリプルインターフェイスケース AKB35DDTMR


外付けのRAID装置です。12,990円。
ハードディスクは2基搭載可能で、RAID0とRAID1が組めます。
まず、1TBのハードディスクを2つ購入しました。信頼と実績の日立製のものが、1基あたり8,280円。ものすごい時代になりました。。。
これをドライバーを使ってこの装置に内蔵します。(この構造はいまいちですね…)
そして、今回は目的がデータの保護だったので、RAID1を設定。
MacにFireWire800で接続です。(これがこの装置のポイント。USBなんか遅くて使ってられないです。)
パーティションMacのHFS+でフォーマットすれば、もう使えます。(Windowsから読み込むことは想定していないので、これでいいです。)


Mac OS X 10.5からはTime Machine機能があり、早速これをTime Machine用に使うかどうかを聞かれました。
技術的なところは調べていないので把握していませんが、差分バックアップとバージョニングをしているっぽいですね。
それなら容量もそんなに食わないので、Time Machine用のストレージとしても使いつつ、従来の1TBのハードディスクに格納されているデータをこっちにコピーすることにしました。
従来のハードディスクはNTFSでフォーマットされているので、Macから読むと時間がかかります。。。
まぁ、これでデータがすべてこちらに格納されるようにすれば、ちょっとやそっとじゃストレージの全損はありえませんので、かなり安心のエヴリデイを過ごすことができますね。
今まで使ってた1TBのハードディスクも解放されるので、これをHFS+でフォーマットし、RAID装置と組み合わせて3重化にしておきますか。


この装置、起動中は正面のメッシュの内部が青色に光っています。
趣味は分かれるところですが、こういう青色ビカビカ系はもう時代遅れでは。。。
筐体は総アルミっぽくて、質感や重厚感はいいですね。写真よりもっと銀色で、Macのアルミと同じ色です。デザイン的にはMac Proとの相性が良さそう。
音はMac miniの静粛さと相まって、結構気になります(笑)
3.5インチハードディスクのガリガリ音は結構目立ちますが、それが2基同時に動いていますからね。
とはいえ、メインのドライブではなく、頻繁にデータを読み書きするわけではないので、問題ないかな。データが消える方が問題であると思えば。
あと冷却ファンの音も気にはなりますが…。


このRAID装置。姉妹品にはeSATA対応のものもあるので、もしeSATA端子があるコンピュータならそれもいいですね。
実測で、FireWire800はUSB2.0の2倍、eSATAはFireWire800の2倍の速度が出るっぽいので(ソースは失念)。

通常、データが消失することって損失でしかないので、一般的なパソコンユーザにもこの手のバックアップについては良く考えてほしいなって思います。
一生モノのデータがパソコンの内蔵ハードディスクにしか保存されていないという事態は絶対にあってはならないことだと、僕は思いますね。