Nexus Oneレビューその３（主に眼には見えない部分の紹介編）

その２（iPhone 3Gと比較しながらAndroid 2.1の紹介編）の続編です。

今回は写真では紹介しにくい部分を紹介します。

カメラ

カメラは5メガピクセルのオートフォーカスです。
肝心の画質は……うーん、悪くはないけど。。。といったところでしょうか。
屋外で撮ったらもっと綺麗に撮れるかもしれません。
なお、マナーモードにしているとシャッター音が鳴りません。
シャッター音が強制されるのって日本だけですから。鳴らないのがグローバルスタンダードなんですよ。
そもそも日本人だけ全員盗撮魔容疑って明らかにおかしいでしょう。

ミュージック

音楽プレーヤーアプリがあります。
音楽はどうやって入れるのかというと、microSDにドラッグ＆ドロップです。
ケーブルでコンピュータとつなぐとmicroSDリーダライタになりますので、そこで行います。
といっても、iPodとかiPhoneのユーザにはiTunesというものがあるじゃないですか。そこの資産を活用できた方がいいですよね。
それには、doubleTwistというソフトを使います。
僕もこれを使う事で、いとも簡単にNexus OneをiPhoneと同じ内容の音楽プレーヤーに仕立て上げることができました。
なお、htcは従来はmini USBコネクタを独自拡張して、独自のケーブル経由で3.5インチステレオプラグを接続するという形でしたが、Nexus OneはiPhoneと同じく、3.5インチステレオプラグを直接挿すことができます。
すばらしい！音楽が聴けるケータイというものは、こうあるべきですよ。日本のガラパゴスケータイもちっとは見習えよ。*1

文字入力

Nexus Oneは日本語の入力はサポートしていません。
というのは、標準のインプットメソッドで日本語をサポートしていないというだけで、別途日本語入力用のインプットメソッドをAndroidマーケットからインストールすれば、日本語入力が可能になります。
僕はiPhoneのフリック入力をAndroidで利用できる「Simeji」をインストールしました。
これで日本語入力できています。
で、iPhoneとどっちが快適かというと、iPhoneかなと思いますね。それくらいiPhoneのソフトウェアキーボードは良く作り込まれています。

音声入力

音声による文字入力もできます。公式のアナウンスはありませんが、日本語にもばっちり対応していますね。
逆に英語そのままの発音で入力したらミスりまくり。日本語流で発音すると認識。
言語設定と音声の辞書がリンクしているんですかね。
いずれにせよ、その精度の高さにはびっくりです。

Androidマーケット

有料アプリの購入について。
Google Checkoutを使います。そこに登録してあるクレカから引き落としですね。
いつのまにか僕のクレカ情報も登録済みになっていました。
さすがGoogleといったところでしょうか。

充電

いま充電中です。USBから充電していて、やっと50%。
iPhoneなんてあっという間に100%に到達するんですけどねぇ。
これは出先での電池切れやお出かけ前の消耗には注意した方がいいですね。

まとめ

今回は写真では伝えきれないNexus Oneの特徴をレビューしました。
一連のレビューは今回でおしまいです。
個人的には、買ってよかったと思いますよ。Androidも十分実用レベルに到達しています。
不満があるとしても、それはiPhoneの方がはるか上を行ってしまっているからというだけで。
それに、キャリアの息がかかっていない分、自由で気持ちが良いですよ。
また、僕のような伝（つて）がなくても、こういった業者から購入できるみたいですし。
要するに、You欲しけりゃ買っちゃいなYO!と。
SIMロックフリーのiPhone 3GSよりもずっと安いですよ。あれはeBayで1,050 USDくらいしますから。

以上です。長文レビューをお読み頂きありがとうございました。

*1:日本のはだいたい充電端子がイヤホン端子も兼ねていて、アダプタをかませてイヤホンを付けるというパターンですね。